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岩明均の評価(1)
2007/07/18(Wed)
 皆さんは岩明均(いわあき ひとし)さんという漫画家をご存知でしょうか。

 代表作は「寄生獣」。講談社から全十巻の単行本が発売されています。

 この作品は累計1000万部の大ヒット作となり、岩明さんの漫画家としての地位を確立しました。

 現在も講談社の月刊誌「アフタヌーン」で漫画を連載されています。休載が多いようですが…。


 さて。前に書かせて頂きましたが、私はこの岩明さんに多大な影響を受けました。拙いながらもアマチュア漫画を描いておりますが、基本は全て岩明さんの影響下にあると言って良いです。何とかエピゴーネン(亜流)にならないように…と思っています。


 で、何をそんなに影響を受けたかというと…リアリティ(真実味)になんですね。これは旧「徒然草」にも書きました。16歳の時、岩明氏の「寄生獣」を読んで、本当にショックを受けました。まぁ平たく言うと、


「何て本当っぽいんだ!」


 ということでした(笑)。それは同時期に読んだ塀内夏子さんの漫画も同じです。それまで「本当っぽい」ということを、漫画に求めてなかったんですね。…ジャンプ読者でしたしね(苦笑)。

 岩明さんの作品を本当っぽい…と思ったのは、多分私の「世界ってこうだよな、人間ってこうだよな」というものの見方に近かったからだと思います。しかし、個人的に近かっただけでなく、かなりの普遍的なリアリティを、岩明さんの作品はもっていたのです。それは客観的にみても解ります。

 「寄生獣」以後、岩明さんの影響を受けたと思われる漫画家がちらほら誌面で見かけられました。多分私のように「これはリアルだ!」と思った人が居たのでしょう。しかし先に書いたようにエピゴーネンの域に留まる作品も、幾つかありました。

 プロ、又は新人の人が真似る場合、「売れてるから真似る」というものと「真似たいから真似る」という場合があると思います。多分岩明さんの真似をしようとした人は、後者の割合が多かったと思いますね。
 
 確かに「寄生獣」は大ヒット作ですが、この方の作風をご存知の方なら解って頂けるかと思いますが…売れ線ではないですよ(苦笑)。例えばジャンプでやっている作品のように、十代の若者に支持されるような絵柄でも話でもないのです。なので助平根性で真似る人は少ないと思います。

 
 とにかく私は「寄生獣」だけでなく、岩明さんの作品の本当らしさに惹かれました。タイトルに「評価」と書きましたが、私の個人的な評価は「本当らしい」ということが全てです。私にとって岩明均という漫画家は、本当のことを描いてくれる人なのです。

 本当のことだからリアリティを感じるわけで、「こんなのねえょ」と思ったらそうはなりませんからね。またリアリティを感じたから「あぁ、俺はこんな風に人間を、世界を見ていたんだなあ」という発見もありました。

 
 だから他の人にとっては、リアルではないかもしれません。ただの面白い漫画…または面白くない漫画。それは皆そうですよね。漫画でも小説でも映画でも、多くの人は「これは私の事だ、私のために描かれた物語だ」という作品をこころに持っておられるのではないでしょうか。



 今回はここまでです。次回に続く!w
 
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漫画とアニメと映画があればいい(終)
2007/07/17(Tue)
(頂いたコメントの返信は前回のコメント欄にしています)


 さて。大体このような感じで私は漫画やアニメ、映画のファンになって行きました。出発点は漫画で、そこから広がっていった、という感じですね。


 私が映画が好きなのは、それが私にとっての、世界のリアル(真実)だったからです。


 映画は二時間前後でひとつの物語を語ります。そしてあの横長い画面。限られた時間、限られた空間で世界を切り取っているわけです。この制限がある、そして足りない部分を想像で補うというところに、非常に真実味を感じました。

 私たち人間も人生に限りがあり、また寿命を終えるまでに全てを知る事はできません。世界がどうなっているとか、人間はどうなのだとか、完全には知りえないのです。なので足りない部分を、得た知識をもとに想像によって補い、知っていることにしています。本当は解っていないけれど、知ってるんだよと。

 何か悪いことのように書きましたが、それでいいんだと思います。

 
 それに解らない事、つかめないものがある、という事は想像力を刺激し、未知のものに対する好奇心がわいてきます。それが結局何なのか、解る事よりも、手に入れることよりも、ああだこうだと好き勝手想像し話している事そのものが楽しいんじゃないでしょうか。


 だから結局優れた創作物というのは、世界におけるある重要な断片を拾ってくる事が出来ているものじゃないかと、私は思っています。かけらなんですよ。全体像を想像できる、いいかけら。これを発見(気付く)ことができるかどうかが、創作の分かれ道なんじゃないでしょうか。


 …何かびみょーに話がずれてますが、


 これが徒然草です(苦笑)。


 話があっちに飛んだりこっちに飛んだりしますから、読まれる際はお気をつけ下さい。orz

 
 今回は以上です。次回は漫画家、岩明均さんについてのお話です。お楽しみに~ノシw
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漫画とアニメと映画があればいい(2)
2007/07/15(Sun)
(頂いたコメントの返信は前回のコメント欄にしています)


 前回の続きです。映画を好きになったきっかけのお話…。


 私は16歳の時、岩明均さんの「寄生獣」、塀内夏子さんの「オフサイド」というふたつの漫画作品を読んで大変感動し、漫画を描いてみたいなぁと思うようになりました。

 で、先に挙げたおふたりのような作品に憧れて、「あんな作品を描いてみたい!」と思っていたわけですが、どのようにしたら描けるのか、16歳の少年には皆目見当もつきません(苦笑)。そこで色々漫画の描き方が載っているハウトゥー本や、その他色々を読むわけですが、その中に手塚治虫さんの本がありまして(何の本かは失念orz)、手塚さんがこう言っておられました。


 「漫画家になりたければ一流の本を読み、一流の映画を見て、一流の音楽を聴きなさい」


 記憶頼みなので細部は間違っている可能性がありますが、大体このような言葉だったと思います。つまり一流の作品に接しなければいけませんよ…ということでした。

 
 これは刺激されますよ(笑)。


 しかもその言葉を残しているのが漫画界のみならず、表現界にその名を印す手塚治虫。背伸びしたい盛りの少年は大いに触発されたわけです。

 このまま話が脱線しそうなので切って(笑)、つまりそういうわけで映画を大量に見ようと思い立ったのです。


 ただし、実際に行動に移したのは高校を卒業してからです。高校時代は特に何もしていません(←おいっ!! 苦笑)


 まぁそれはともかく。前回の終わりに書かせて頂いたように、ビデオ屋で毎週5、6本借りてきて見ました。さすがに毎日見るのはきついので、5、6本なわけです(笑)。

 その中身ですが、手塚さんの言葉に倣って一流の作品を見なければならない…ということで、白黒作品、それもアカデミー賞に選ばれたものを中心に選びました。現在までのアカデミー賞を載せた本があるのですよ。それを参考に探し見たわけです。


 もう眠かったですね、最初はwww。それまでTVでジャッキーチェンの映画とキョンシー、あとグーニーズなどしか見ていませんでしたからね(笑)。幾ら名作とはいえ、何十年も前の白黒字幕洋画はきつかったです。
 
 そう。テレビは吹き替えがあるじゃないですかww。ジャッキーとサモハンキンポー(デブゴンの人)はあの声優さんじゃないと駄目なんですよ(笑)。今は勿論字幕で全然良いのですが、でも吹き替える場合、あの方たち以外の人にやって欲しくないですねぇw。

 
 とにかく。最初はきつかったのですが、次第に慣れて来て、白黒カラー含めて「名作はやはり名作だなぁ」…と本当に解っていたのかいないのか怪しいながらも順当に(笑)映画マニアになっていきました。

 
 なので私の基礎教養はハリウッド映画なのです。それが映像表現を見るときの、自分の価値基準になっていることは否定できないと思います。


 こうして漫画の勉強のために見ていたはずなのに、漫画より映画のほうが好きになってしまい(笑)、いつかは映画を撮りたいなぁ…とおもいつつも漫画を描く人になってしまいましたwww。

 自意識が漫画描きというより、紙に映画を描いているという感じですからね。だから当然アニメーションにも興味がありますね…。新海誠さん(『秒速5センチメートル』の監督)の活躍は、羨ましくもあり刺激にもなりました。


 ……何か良く解らない文章になりましたが、これが徒然草です(苦笑)。それは前の「徒然」を読んで頂ければ解ります。もうめちゃめちゃですからorz。


 と…いうことで次回に続きます。ではではノシw
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漫画とアニメと映画があればいい(1) 
2007/07/13(Fri)
 (頂いたコメントの返信は前回のコメント欄にしています)


 そろそろ更新しましょうか(笑)。何書こう…。

 え~っと。私は漫画やアニメ、それに映画が好きなんですよ。HPを作ったのもそういう理由からです。ここもそうですしね。

 私は28歳です。このくらいの歳になると、他の真っ当な成人男子はですね(笑)…普通こういう事から卒業するのですよ(苦笑)。仕事として関わっている人はともかく。私も最終的には仕事にしたいんですけど…(うーむ)。

 で、何故好きになったか…ということですが、それは多分殆どの方と同じだと思います。気がついたら好きだったんですよ(笑)。

 まぁ尤もらしい分析をすると例えば……フィクションによって現実の憂さ晴らしをしていたとか。しかしそういう分析は好きでないのですよ。自分のことは自分が一番知ってますし、嘘つきだということも(笑)。何を言っても虚飾に満ちたものになるでしょう。真実は胸にしまって、他の人が聞いて面白い話をすることにしますwww。

 
 私が少年の頃、週間少年ジャンプという雑誌が物凄い部数を誇っていました。それがかなり大きかったですね、はまったのは…。今の中学生くらいの人でも名前を聞いた事があるような有名作品がたくさん連載していたのですよ。

 もうぼろぼろになるまで読み、読み、読み…次の週になったらまた読む……。一体あの熱意はなんだったんだ、今もう少しくれ!(爆笑)と思わないでもないですが、とにかくそれしか人生の楽しみがないと言わんばかりに読んでいました。まぁ今でも同じですが(苦笑)。漫画が好きになった理由のひとつに、子供の頃少年ジャンプが絶頂期だったということは絶対あると思います。

 次にアニメですが…。これは大分後ですね。ジャンプの漫画がTVアニメになって、それらは見ていましたが、あくまで「動く漫画」という意味で好きでした。アニメーションとしての興味はなかったです。

 アニメそのものとして興味を持ち出すのは、やはり宮崎駿さん、高畑勲さんの存在です。特に20歳くらいの時にみた再放送の「赤毛のアン」が決定的でした。高畑さんの監督作品ですが…もう素晴らしかったですね。原作小説はその影響で読み、面白かった事は面白かったのですが、私にとってはアニメに及びませんでした。それはやはりモンゴメリの「赤毛のアン」ではなく高畑勲のアンに、アニメーションという表現に惹かれていたのだと思います。 
 
 ただこの「高畑アン」に惹かれるのは前提があるんですよ。私はアニメーションの前に映画が好きになりまして、そのマニアの眼でみたためはまったのです。多分普通の、マニアでない人には「高畑アン」の凄さは解り難いのではないでしょうか。

 このことは以前の徒然草にも書きましたので、この辺にしますがひとつ繰り返して言いたいのは……

 「アルプスの少女ハイジ」は
 
 高畑さんの監督作で

 宮崎さんじゃないんですよ!!



 ということです(苦笑)。絶対勘違いしている人が多いと思うので強く申しておきます。よく見れば解りますが、あれは完全に高畑演出です。宮崎さんが重要な役割を担っておられたことは解りますし、それが作品に多大な貢献をしていることも存じていますが、「ハイジ」の根っこは高畑勲以外の何者でもありません。私はハイジも大好きです。高畑さんの作品の方が、どちらかというと私の好みなんですよ。勿論宮崎さんの作品も好きですけど…僭越ながら私自身作り手の端くれとするばらば、最も影響を受けたアニメーション監督は高畑勲です。目標のひとりですね。

 …一寸熱くなりましたが(苦笑)。あまりに宮崎さんに比して高畑さんの知名度が低いような気がするので(多数の人が『ハイジ』や『マルコ』を知っていても高畑さんは知らない)、ここで広めておきたいと思います(笑)。


 で、最後に映画ですが…。これは漫画を描くための勉強として、20歳頃に週5、6本ペースでビデオを一年くらい見続けたのが原因ですね(笑)。時々映画館にも行き…。

 
 続きは次回にします。長すぎるので以上!w 
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徒然草、再開。
2007/07/07(Sat)
 こんにちは。ハルヒンと申します。  

 え~こちらは私が運営しているHP四季の風の別館になります。

 そこで長い間更新が停滞していた徒然草というコーナーがありまして、その続きをここで書かせて頂こうかと、そう思っています。

 
 ブログにしたのはズバリタグを打つのが面倒くさいからです。HAHAHA-HA!

 
 すいませんでした。orz<ドヒー!!


 え~(苦笑)。とにかくそういうことです! 内容は徒然草を見て頂ければ解りますが、漫画やアニメ、映画に関するエッセイです。時々絵も載せるかもしれませんが、まぁ本格的なものは本館になります。よければそちらもご覧下さいませ~w。

 本館のメインは漫画です。感想などあれば、お気軽にお聞かせ下さい。

 
 …と、いうことで第一回目を終わります。
 
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